愛車のクロスバイク、乗りっぱなしにしていませんか?
快適に長期間乗るなら、日頃の定期的なメンテナンスが大切です。
ショップに行かなくても、自宅でできる、メンテナンス方法をまとめました。
愛車の状態をキチンと把握しておくと、ちょっとした不調にも気づけるはず。
では、見ていきましょう。
タイヤの空気圧
クロスバイクで一般的に使用される、「700 x 25c」タイヤ。
適正空気圧はタイヤの側面に記載されています。例えば「90~120psi / 6.0~8.5bar」とか。
少し幅広の「700 × 28C」のタイヤなら、80~90psiを目安にしたモノが多いです。
同じサイズでも、メーカーによって適正空気圧は変わります。
そしてシティサイクルと比べると非常に空気圧は高い。
それゆえ空気は自然と抜けていきますので、通勤使用の場合でも2週間に一度を目安に空気チェックしましょう。
「どうせ空気が抜けるから圧を高めにしておこう」というのは、オススメではありません。
標準よりも高圧状態だと、乗り心地が悪くなったり、疲れやすくなります。
最近はあまり空気圧を上げすぎない方が良い、と言う考え方が増えています。
それに合わせてタイヤサイズも「700 x 23c」⇒「700 x 25c」へと変化してきました。
体重70kgの人なら、まずは100psi(7bar)を試してみて、あとは好みで5psi刻みで乗り心地や走行感をチェックしてみてください。

フレームや、ホイールの特性でも乗り心地は変わります。
パンクしてしまう前に、こまめなメンテナンスで安心して走れるようにしましょう。
チェーン洗浄&注油
走行すると、チェーンはホコリや砂を巻き上げて、どんどん黒くなっていきます。
そのままにしていると、変速がスムーズにできないなど、不調の原因になります。
2月に1回はチェーンの洗浄&注油をしましょう。
また、チェーンに潤滑油が不足すると、ギアの歯が摩耗したり、チェーンの伸び、サビの原因など、トラブルに繋がります。
雨のあとも整備したいところ。でもコマメにメンテナンスもできないので、2月に1度と決めてチェーンの汚れふき取りと注油を心がけましょう。
各ボルトの締め直し
ボルトは、しっかり締めていても、乗っているうちに徐々に緩んできます。
事故やケガの原因につながるので、年1回を目安にに六角レンチで、ゆっくり丁寧に、そして確実に締め上げましょう。
ボディ鋼製がシッカリ保たれるとキビキビ走行できます。
ワイヤーの緩みチェック
長期間走行すると、変速機ワイヤーや、ブレーキワイヤーが伸びてきます。
目安は新車から2か月程度、あとは年1回を目安にワイヤーの締め上げを行いましょう。
若干の締め上げはドライバーや、手でナットを締め上げるだけで新車の感覚を取り戻すことが可能です

初回点検や、調整が難しい場合は購入したショップに相談
ブレーキや変速機周りなど、自分でメンテナンスするのが難しい箇所は、購入したショップに相談しましょう。
とくに変速機は、細かいパーツで構成されるため、1か所だけの調整ではなく、全体的にバランスを取って調整すべきパーツがあります。
新車は、2か月以内に一度、購入したショップで初回点検をおこないましょう。
大抵のショップでは初回点検無料で行ってくれます。
シティサイクルとは異なり、クロスバイクは定期的に点検に行くのがオススメ。気楽に相談できる店員さんを見つけましょう。ただし点検作業は、ショップにより工賃がかかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
メンテナンスをして、安全に!
愛車を自分でメンテナンスできるようになると、さらに愛着が湧いてきます。
ヘルメットやウェア、バッグなどにも こだわって目を向けてみましょう。
快適なサイクルライフを楽しんでくださいね!


